2016年2月29日月曜日

もう咲くと思わせぶりの木瓜の花



膨らんだつぼみのまま、何日たったことか・・・

もう少しで咲きそうなんだけど・・・

心憎い花です。





2016年2月28日日曜日

友来たり 春の日中の宴かな



友人の誕生日を祝って、

昼間から食べて、飲んで、しゃべって、笑って。

環境も立場も違うけれど、

それぞれの場所で、みんな頑張っている。



2016年2月27日土曜日

雛飾る心は幼き頃のまま



いくつになっても、雛人形を飾るのは楽しい。

可愛いな〜 綺麗だな〜と感じることが、

嬉しくて、好きなのだ。




2016年2月26日金曜日

春 日暮れ ゆるりと生きる我許し



「効率ばかり追いかける生活を見直す」と決めたクセに

ゆったり過ごす自分に、不安や罪悪感が湧いてくる。

でも、大丈夫。「これでいいのだ!」

天才バカボンのパパも言ってたし。


2016年2月25日木曜日

漬物にならぬ間に咲く菜花かな



漬物も作りましたが・・・

あまりに綺麗に咲ききったものは、目で楽しみます。





2016年2月24日水曜日

蕗のとう 鈍った体に効く苦さ



春の山菜の苦味は、冬から春へ、活動的になるために、

体の細胞を目覚めさせるらしい。

冬に、なまってしまった体に効くから、こんなに美味しく感じるのか・・・

天ぷらにした蕗の薹。箸が止まらない。





2016年2月23日火曜日

ちょっとした試練や春の向かい風



向かい風は、髪も乱れるし、寒いし、嫌い。

でも、仕方がない。

向かい風もあれば、追い風のこともあるし・・

良いことばかり、という訳にはいかない。



2016年2月22日月曜日

初対面 味噌作り終え和む場所



明日香村の奥にある集落 栢の森(かやのもり)
地元の女性達が村おこしのいっかんで立ち上げたレストラン「さらら」は
古民家を改造した趣のある場所。

今日は、その「さらら」にて地元の方々と味噌の仕込み。
ふっくらと炊いた大豆。上質なお米で作られた麹の香り。
どれも明日香でとれたもの。

味噌仕込みの達人の指導のもと、にこやかにテキパキと動く女性達。
初めての参加者も多いなか、段取り良く仕事は進んでいく。

まだ、寒さが残る明日香にふさわしい、柔らかでありながら、
ピンと背筋の伸びた女性達の作る味噌が仕上がるのは、梅雨が明けた頃になる。





2016年2月21日日曜日

春の日が生命にエール送りたる




太陽は、どんな時も私達を照らしてくれているけれど、

特にこの時期は、寒さで縮こまっている生き物に

エネルギーを送ってくれているような気がする。






2016年2月20日土曜日

病終え春の京都を走る友




昨年夏に胃を全摘しながらも、3ヶ月後には富山マラソン完走。

そして明日は京都マラソンに望む彼女。

「同じ病の人に勇気を与えたい」と挑戦を続けている。

今、走るのが楽しくて仕方がないと笑いながら・・命を輝かせている。




2016年2月19日金曜日

野すみれの色が心に染み込んで



この小さなすみれも、公園の隅でひっそりと咲いていた。

目立たない花なんだけど、

「すみれ色」の印象は強烈に残る。


2016年2月18日木曜日

菜の花の色に元気をもらう朝



歩道の脇に植えられた菜の花。

まだ、すっきりしない朝にエネルギーを与えてくれる。

黄色は、太陽の光の色を想像させるから、

活動的になりたい時、効くらしい。





2016年2月17日水曜日

冴返り なかなか咲けぬ沈丁花



二月の季語「冴返る」は、寒さがぶり返す意味。

もう咲くかと眺めているが、いつまでたっても蕾のままの沈丁花。

今日の寒の戻りで、さらに開花は先延ばし。



2016年2月16日火曜日

初々し蕗のとう 食ぶ 我は人

ういういし ふきのとう たぶ われはひと



まだまだ寒い時期から出てくるので、可愛くて健気な「ふきのとう」。

他に食べるものはいくらでもあるのに・・・

それでも、これが食べたいと思う。








2016年2月15日月曜日

あまりにも鮮やかなりし落椿



まるでコサージュのように、綺麗な形のままの落ちた紅椿。

思わず拾い上げ、並べてみる。

もう少しの間、目を楽しませてくれそう。







2016年2月14日日曜日

義理本気 ともあれバレンタインチョコ



バレンタインのチョコレート売り場は、楽しい。

目が飛び出る程、高額な商品があったり。

とにかくパッケージが可愛らしいものがあったり。

自分チョコを買ってしまうのは、仕方ないな・・






2016年2月13日土曜日

多事多端 明け暮れる間に日足伸ぶ



季語は「日足伸ぶ」

気がつくと、驚くほど日が長くなっている。

忙しさを理由に、

目の前しか見ていなかった自分に、気がつけて良かった。




2016年2月12日金曜日

わがままに振る舞い自由 猫の恋



「猫の恋」は二月の季語。

大人になると、「恋にまっしぐら」という訳にはいかないけれど、

その情熱・・・少し、羨ましくもある。



2016年2月11日木曜日

窓を開け春の兆しの風入れて



もしかしたら、もう花粉が飛んでいるかもしれないけど、

天気も良く、温かいので、

思いっきり部屋に風を通す。

きっと、古いエネルギーを風が洗い流してくれる



2016年2月10日水曜日

石畳 細き隙間に草萌ゆる



歩道の真ん中に生えているのだから、

明らかに雑草なんだけど、

こんな所からも芽を出したのだと思うと、

その生命力に、感心してしまう。




2016年2月9日火曜日

朝の雨 春を少し近づけて



朝の雨は止んだものの、風が強い。

春が近づいているのは確かだけれど・・・

本当に、少しずつなんだなぁ。



2016年2月8日月曜日

初春の光眩しき雲母波



今日は旧暦の正月、元旦。

一年の始まりは、よく晴れて、幸先の良い兆し。

海も空も、すべて、美しい。




2016年2月7日日曜日

微笑みし紅梅 空に迎へられ



まだ寒い時期から咲き出すせいか、

梅の花は、芯の強い女性を思い起こさせる。

青空に向かって枝を広げている姿は、喜びに満ちているよう。



2016年2月6日土曜日

春待つ日パステル色のカップにて



寒いのが苦手なので、心から春が待ち遠しい。

先日いただいた、グリーンのマグカップで気分を変えてみる。

おそらく、自分では選ばない色なので、新鮮。





2016年2月5日金曜日

春浅し海風強く波立てて



春とは名ばかり。

神戸の海風は強く冷たく、凍えそう。

でも、潮の香りは気持ち良い。


2016年2月4日木曜日

立春の雀 仲良く飛び立ちて



今日は立春。暦の上では春。

まだ寒いので雀はふっくらしていますが、

軽やかに羽ばたいていきました。




2016年2月3日水曜日

節分の諸々楽しく春を待つ



豆撒きして、福豆を歳の数食べて、恵方巻きを丸かじり、イワシに柊・・

節分のイベントは盛り沢山。

季節の節目を楽しむ伝統は素晴らしいと思う。

そして、明日は立春。 春がやって来る。



2016年2月2日火曜日

春を待つ田んぼの脇で遊ぶ子ら





あぜ道を走り回っている子供たち。

急に集まって、こそこそ密談を始めたり・・・

何の遊びか?全くわからないけど、とても楽しそう。


2016年2月1日月曜日

室いちご ほおばり声に出さぬ笑み





奈良県 明日香村のいちご「あすかルビー」

大粒で香りも良く、とにかく甘い。

食べると、思わずニッコリ。